大学院授業 環境保全と生態工学

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Group1 古閑 丈瑛(環境デザイン研究室) / 石川 義将(建築計画研究室) / ロテ・ギャリツェン(構造工学研究室)
コメント 感想
■徳山さん ・金属くずのリサイクルによる土壌改良も可能であるため、そのような視点も取り込んでいくことが可能。 ■鬼武さん ・ブータンの情報もポスターに入れていたらもっとよかった。 ・重点地域をもっと絞って提案してもよかった。 ・シミュレーションで、経済の部分もできるとより良い提案になった。 ・課題と提案のつながりをもっと明確にするべき ■桝本さん ・空き地や駐車場の活用の部分にも踏み込んで提案できるとより良い。 ・高齢者の方々のコミュニティ、健康維持のための農作業も重要な意味を持つ。 今回、工業の町である“戸畑”に“農業”を導入することで、工業と農業による経済の循環を生み出す、『農業と工業の共生する新たな農業都市』をコンセプトとし提案を行いました。対象地を戸畑全域とし、空間設計ではなく農業システムの提案を行いました。現在の農業状況について、日本だけでなく、同グループのロテ君の出身であるブータンや都市農業において先進国であるドイツ、キューバの農業について、それぞれの国や地域の施策や法規制などを調査しました。その結果から、戸畑で農業を行う意味や戸畑だからこそできる農業システムについて考えました。最終講評会では、現場の方々に多くのご意見をいただきました。その中で、経済のシミュレーション、駐車場や空き家での具体的な農業形態の提案の必要性について意見をいただきました。グループの中でも課題として挙げられていた内容であり、具体的な部分の提案が出来ていなかったことが課題であったと思います。現場の方々から、提案の具体性や明確に伝えることの重要性についてご意見を多くいただいたので、今後研究室での作業、就職後のなかで活かすことが出来ればと思います。最後に、お忙しい中、最終講評会のご参加いただき、ありがとうございました。様々なご意見をいただくことが出来とても良い経験となりました。(古閑 丈瑛)
最終講評にて社会人の方たちの意見をいただけたのはとても参考になった。私たちは戸畑区にAIやIoTを用いた農業を普及させるという妄想ありきの提案であったが、それに対して本気の意見をいただいて、しっかり考えてまとめてきたかいがあったなと思ったし、現実的な意見もいただいてまだまだ考えるべき点が多かったなと反省することも多々あって、とても勉強になった。私たちのグループにはブータンの留学生がいて、とても難しいと感じたのは意見をまとめる際にどのようにブータンの現状や考え方を提案に盛り込むかというところであった。難しかったものの他国の現状を踏まえたうえで日本以外の考え方を提案に入れることができたのは自分としても成長することができたのではないかとか考える。(石川 義将) The study our group carried out is on urban agriculture particularly in the industrialized town of Tobata. The Aim of our study was to incorporate smart agriculture techniques like IoT and AI together with different concepts of urban agriculture adopted around Europe, Cuba and idea of small scale and organic farming from Bhutan, keeping in mind the ecological preservation and enhancement in the area. Simulation regarding the agricultural output and agricultural area has been also studied. However, it could be interesting if we could have studied about recycling and reusing industrial waste in agriculture and could provide economical simulation in regard to urban agriculture as it has been suggested by the panel members. (Lotay Gyeltshen )