大学院授業 環境保全と生態工学

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Group2 今井智也(建築デザイン研究室) / 新宅駿登(建築構造研究室) / 李晨琛(建築計画研究室)
コメント 感想
■中村さん ・洞海湾で育てられたカキは本当に食べることができるのか? ・今の海水の状態を調べることで食べれる根拠とできるのではないか? ■篠崎さん ・洞海湾の水は堀川からの水の流入により数日間で入れ替わると聞いたことがあるため、カキの生息環境としては厳しいのではないか? ・洞海湾付近の昔の人の生活を調べると良い。 ■北市さん ・一度水質の実験をしてみると良い。 ■鬼武さん ・実際にこの計画を行う場合の協力者はどのような人が必要か? ・海の栄養についてだけでなく陸地からの栄養分についても考えると良い。 ・循環型トイレにカキ殻を使う事例もあるため、ここにも作ってみたらどうか。 ・カキ小屋を建てれば良いのでは? ■菅原さん ・洞海湾は湾の中では流れが速いので、カキの水質浄化を行う場合流れを防ぐプランを考える必要がある。 ・防岸林の計画について砂草から木を徐々に高くする計画をするには敷地が足りないのではないか?
今回生体工学と環境保全として、生体工学の観点から考えるような取り組み方をして、今までの建築の分野ではそこまで深く考えることがながったようなリサーチやテーマについて取り組めたことが大変有意義であったかと感じています。グロープワークに簡易しても3人お意見を十分に取り込みながら、各自の役割をするだけでなくお互いのフォローし合えるような環境で取り組めたことは理想的でした。 (今井智也) 私達の班は洞海湾のカキの水質浄化に伴う地域居場所形成の提案を行いました。水質改善や生き物が集まるような環境づくり、砂浜、防岸林の提案等、環境保全と生態系を考える中で配慮する計画を行い、問題を指摘されることで、深みのある計画ができたと思います。しかし、現在の計画では場所の提案に留まってしまっていたため、経営者や協力者、実際に行うイベント等、どのように運営して行くか考えるようにしたいです。(新宅駿登) 最終講評会までの二ヶ月間、受講者全員が真剣に授業を受け、提案を検討していたと思います。デザインの授業を受けた経験があるので、この授業も大丈夫と思っていましたが、実際にこの授業を受けてはじめて、環境デザインと環境保全にかかわる研究や事業の重要さと困難さが分かりました。一方で、自分はあまり多くを日本語で説明ができなかったので、どのような日本語で自分の設計や発想を表現していくのか分からなかったことが、課題として残りました。今後も一生懸命に日本語のレベルを上げていこうと思います。それから、この授業を通じて、環境保護と生態保全ということの重要性、日本における環境保護の現状及び環境保全に対する日本のやり方、日本人の学生のそれぞれの新たな発想など、いろんなものを勉強しました。社会の進歩に伴って、工業の発展、人類の活動が環境への影響はますます大きくなって、各種の汚染や環境破壊が更に深刻化になっていくこと、もう社会の生存や発展を制約しかねないところに至ってしまう恐れがあることを受け、日本では、研究者、民間企業や政府などが協力して環境保護対策をしています。日本人々の環境保護意識もびっくりするくらい高く、日本の環境保護に関する先進的な地検や経験を、今回の受講を通じて知ることができました。授業が終わっても、自分自身は環境保全に対する知識はまた少ない感じがします。ここから私たち自身の環境意識させ、また未来の環境保護事業の発展を向上させ、促進することを期待します。(李晨琛)