大学院授業 環境保全と生態工学

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Group5 一二三 浩史(スペースダイナミクス研究室)/ 德永 晋(建築デザイン研究室)/ 松元 絵美(建築計画研究室)
コメント 感想
■中村さん 自然エネルギーの使い道は?だれが潮力発電を管理するのか ■山本さん 生態系はどうやって維持するのか ■菅原さん 夏場は電力をミストなどに使えば良いのでは?戸畑の川には向いていると思う ■徳山さん コンクリート面にソーラーパネルを貼るのはどうか←潮力発電方が効率が良い ■北市さん 境川という重要な川ならコンクリートでグレーな川より緑あふれる川の方が良い? ハードとソフトのバランスをもっと考えた方がいい ■赤尾さん 発電した電力を地域の人に使ってほしい ■今道さん 設備コストと発電コストのバランスはどうなのか ■梅野さん 1.2mの水量を得るために必要な流量や推進はどれぐらいか ■村山さん 川の横面を削ることによるデメリットはどうするのか
建設社会の授業に機械から参加ということで、様々な迷惑をかけたと思いますが、環境保全と生体工学という授業を受けて感じたことは、一つの大きな問いに対する考え方と実際にどうその解答策を実施するのかを考える能力がとても磨かれた、ということです。機械の授業は解が設定されていたり、アプローチが決まっていたりと多くの条件が設定されている中で問題に対して解答することが多いのですが、今回の授業では条件は設定されていましたが、その条件はとても緩く、自由度がとても広いものだと感じました。そのため、問題の設定から自分たちで決定しアプローチまで自由に決めることが出来たため、自分の研究を生かすような提案をすることが出来たと思います。この授業を通して、自分の研究がどのように使われるのかを考えるきっかけになり、機械という分野から環境という分野に関わることが出来る、機械の可能性を再認識しました。全く異なる学科の人と話すのは新鮮で、いい刺激になりました。新しい考え方(知識)や発表の方法に触れることで自身のスキルアップにもなりました。一つの学科だけではなく様々な学科の人達が集まることが出来る「環境保全と生体工学」のような授業がもっと増えたら面白いと感じました。 (機械知能工学専攻 一二三 浩史) 今回の提案では私たちの住むまちの小さな河川について考えた。川の上流から下流にかけて写真などで記録を残し、大まかに三つのゾーンに分けて考えるようにした。上流部分の自然が豊かな地域では、暗渠化された河川を地上部に開放し生態系への介入を、中流部の住宅地では生活に寄り添ったウッドデッキ等の居場所を作ること、下流部では公園と一体となった河川を目指した。水力発電を主軸とし、生態系や人々の居場所についての形態操作などソフトとハードの両面をうまく考慮しながら提案を行った。発表では授業で指導していただいている先生やTAに加えて、建築土木業界で活躍されている企業や公務員関係の方からも意見をもらい、学校で指摘されにくいより現実的なアドバイスをして頂いたことが良かった。特に、実際に運用する際のマネジメント等の指摘は学生が行うアイデア重視の提案であまり考えこまれていなかったので新たな発見となった。(德永 晋)
自分たちの提案のツメが甘い部分や曖昧な部分の指摘をいただき、もっと詰めて考える必要があったなと感じた。潮力発電で発電するための計画をもっとリアリティーのある提案が出来ればよかったと思った。機械の人とグループワークするのは、機械的なことや建築的な考え方など共通理解するのが難しい部分が多く、大変だった。 (松元 絵美)