「ecopo（エコポ）」とは、日本の伝統的建築材料「漆喰土壁」からヒントを得て、環境デザイン研究室と漆喰メーカーの田川産業株式会社の共同開発により作られた「焼かない植木鉢」の手作りキットです。漆喰は、土、石灰、すさ（わら）、水と全て自然素材からできており、石灰と水が炭酸化反応を起こすことで、自然に固まり、焼かなくても植木鉢として利用できるようになります。また、誰でも簡単に好きな形を作ることができる、リサイクルできる、植物が生育しやすい環境を保つことができるなど、多くの優れた特徴をもっています。

また、毎年ecopoを使ったワークショップを小学校やイベント会場などで開催しており、大学と地域の交流の場としても活躍しています。

現在も、ecopoのさらなる改良を目指しており、より多くの人にecopoの魅力を知ってもらえるように活動しています。

[プロジェクトメンバー]

伊東啓太郎, 中村一堯(2006-2008), 高嶋紀子(2007),　松本識史(2007-2009), 池田祐介(2008-2010), 堀田智洋(2008-2010)

[パートナー]

田川産業株式会社